小さな張力計が大きな問題に挑む
土壌カラム、土壌コア、サンプリングリングの水ポテンシャルのスポット測定が必要な場合、選択肢は多くありません。これまでは。TEROS 31では、30年以上にわたる専門知識を、表面積わずか0.5cm2のセラミック・チップという可能な限り小さなスペースで実現しました。
比類のない強度と速度を備えた研究室用テンシオメーター
TEROS 31は、世界で唯一、極めて狭い空間でも優れた水ポテンシャルのスポット測定を行えるほど小型かつ高精度なテンシオメーターです。しかも、これまで以上に堅牢になりました。より耐久性に優れた高精度の圧力トランスデューサーを搭載し、ほとんど壊れることのない形状で、より高いデータ分解能を実現しています。さらに、TEROS 31テンシオメーターは、0~–85 kPaの圧力変化に対してわずか5秒という驚異的な高速応答を誇ります。内部の水量が少ないため土壌状態の変化に素早く反応し、低品質なテンシオメーターでは測定できないような微細な水ポテンシャルの変化までも捉えることができます。また、重力による水移動が最も多く起こる範囲から毛細管現象が生じる範囲までのマトリックポテンシャルを測定できるため、水が移動するかどうか、そしてどこへ移動するのかを理解するのに役立ちます。
テンシオメーター測定範囲の拡張
ほとんどのテンシオメーターは、少なくとも100~–85 kPaの範囲で測定が可能です。しかし、TEROS 31はマトリックポテンシャルの測定範囲を–400 kPaまで拡張しています。なぜこのようなことが可能なのでしょうか?通常、テンシオメーターが-85 kPaに達すると水が沸騰し、気泡が形成されます。この気泡は圧力の変化に伴って膨張・収縮し、テンシオメーターは吸引力を測定できなくなります。しかし、TEROS 31は沸点を遅らせることで、この限界を超えて測定範囲を大幅に拡張することを可能にしています。
小さなテンシオメーターがもたらす大きなメリット
四半世紀以上にわたり、METER Groupはテンシオメーター開発の第一人者として、累計1万台以上を販売してきました。世界中を探しても、これほど小型で、これほどシンプルで、これほど精密な測定器を生み出せるのは他にありません。TEROS 31ラボ用テンシオメーターにお任せください。限られたスペースでも、迅速かつ正確なスポット測定を可能にします。
データパワーを2倍に
TEROS 31は、METERが世界に誇る精密技術とZENTRAクラウドの機能を融合し、より簡単に、より迅速に、ほぼリアルタイムで水ポテンシャルデータを取得できます。さらに、ZL6データロガーとの互換性により、精密測定がプラグ&プレイで可能となり、セットアップも驚くほど容易です。小型設計のTEROS 31は、大型テンシオメーターに比べて土壌への影響が極めて少なく、圧倒的に速い応答速度を実現します。そして、そのコンパクトさゆえに、世界でも稀少な「測定範囲を拡張できるテンシオメーター」のひとつとなっています。
簡単セットアップ
複雑なセットアップに時間を費やす必要はありません。TEROS 31のステレオプラグをZL6データロガーに差し込むだけで、すぐに数値を確認できます。ZENTRAクラウドを利用すれば、どこにいてもほぼリアルタイムでデータを閲覧可能です。TEROS 31は小型オーガー(別売)を用いることで、あらゆる位置・方向に設置でき、土壌への影響を最小限に抑えられます。スポット測定では、直径5mmの穴をオーガーで開けてテンシオメーターを挿入するだけ。操作は極めて簡単です。さらに、透明なシャフトを通して気泡を確認できるため、補充のタイミングが一目で分かり、時間と労力を大幅に節約できます。